認知を変えるということ。
- ことばる
- 2021年7月8日
- 読了時間: 2分
心理セラピーに”認知療法”あるいは”認知行動療法”というものがある。
私は生半可にしか学んでいないので、正確な話はできないけれども、
大雑把に言ってしまえば、心の問題を、認知を変化させることによって改善するということ。
たとえば、彼女に振られてしまった男性が、
「ああーもう生きていても仕方がない…死んでしまおう」
とかなってしまったとして、この人は、彼女に振られた→もう死ぬしかない!と認知=思い込んでしまっているのですね。
だけど実際には、彼女に振られたことと、死ぬことにはなんの関連もない。
ただそう思い込んでしまっているだけ。
本当は「別の彼女をさーがそっ」。とか、「仕事に打ち込もう!」とか、
別の行動が取れるはずなのに。
こうした思い込みを変えることによって、なーんだ、振られたからってどうってことなかったって、思い直すことができる。
思い込みを変化させる、つまり認知を変えると書いたけど、言い方を変えると、
Aという思い込みをBという思い込みにすり替えるとも言えそうだ。
「あなたは幸せじゃないと思ってますね。それは信心がないからです。
今日から、我が神に祈りなさい。そしてこの壺を家に置くのです。
きっと幸せがやって来るから」
あれ? なんか洗脳みたいな?
「さぁ、みなさん、次世代テクノロジーが生んだこの家電。
これであなたの暮らしは大きく変わりますよ!」
あれ?なんか似てるような。
そうです。広告もある意味、洗脳であり、認知行動療法的であるみたい。
でも、それで幸せになれるのなら……いいのかな。。。
ことばる店主

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