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認知を変えるということ。

心理セラピーに”認知療法”あるいは”認知行動療法”というものがある。

私は生半可にしか学んでいないので、正確な話はできないけれども、

大雑把に言ってしまえば、心の問題を、認知を変化させることによって改善するということ。


たとえば、彼女に振られてしまった男性が、

「ああーもう生きていても仕方がない…死んでしまおう」

とかなってしまったとして、この人は、彼女に振られた→もう死ぬしかない!と認知=思い込んでしまっているのですね。

だけど実際には、彼女に振られたことと、死ぬことにはなんの関連もない。

ただそう思い込んでしまっているだけ。

本当は「別の彼女をさーがそっ」。とか、「仕事に打ち込もう!」とか、

別の行動が取れるはずなのに。

こうした思い込みを変えることによって、なーんだ、振られたからってどうってことなかったって、思い直すことができる。

思い込みを変化させる、つまり認知を変えると書いたけど、言い方を変えると、

Aという思い込みをBという思い込みにすり替えるとも言えそうだ。

「あなたは幸せじゃないと思ってますね。それは信心がないからです。

今日から、我が神に祈りなさい。そしてこの壺を家に置くのです。

きっと幸せがやって来るから」

あれ? なんか洗脳みたいな?

「さぁ、みなさん、次世代テクノロジーが生んだこの家電。

これであなたの暮らしは大きく変わりますよ!」

あれ?なんか似てるような。


そうです。広告もある意味、洗脳であり、認知行動療法的であるみたい。

でも、それで幸せになれるのなら……いいのかな。。。


                      ことばる店主



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