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認知と思い込み。

昨年、産業カウンセラーのお勉強をしたおかげで、

久しぶりに心理学の用語などに再会した。


その中でも”認知”という言葉が強く残っている。


認知?


「この子はあなたの子よ!認知してちょーだい!」とか

「ここは誰?私はどこ?」わぉ!認知症か?

の認知と同じ言葉だけど、意味はちょっと違う。

「認知行動療法」などの認知です。


学術的には様々な説明があるのだろうけれど、私の理解では、

”モノや事柄を、どのように受け止めて理解するか、しているか”

というところか。

目の前にある果物を、”りんご”だと認識するのか、”赤い丸い玉”と思うのか、

はたまた”何か危険な球体”と捉えるのか、

同じ物体に対しても、人はそれぞれの経験や知識から、共通のものとして、

あるいは違うものとして”認知”する。

さて、上に書いたように、認知は、その人がこれまで生きてきた中で得た経験や知識…学習してきた事柄が元になってなされる。

これは美味しい食べ物だと学習したか、糖質が多くて体に悪いものだと学習したか、

政治家は善人だと学習してきたか、彼奴らは金にまみれた悪人だと教えられてきたか、

こうしたことで、モノの捉え方が変わってしまう。

言葉を変えれば、学習によって得た「思い込み」とも言える。

さて、ここで前項の「しなければならない、幻想」とも繋がるのだけど、

これも、様々なことを「しなければならない」と思い込んでいる、認知しているということだね。

さて、賛同いただけたかどうかわからないけれど、

いちど、自分の身の回りの何かについて、それを自分がどう”認知”しているのか、

なぜそのように認知しているのか、考えてみるのも、いい暇つぶしになると思いますけど、

いかがでしょうかね?

……多分、続く。


                          言葉に欲張る、ことばる店主


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